オペ見学こぼれ話vol.2
オペ見学にまつわるエピソード第2弾です。第1弾はこちら↓
オペ中に、先生方のPHSが鳴ることがあります。
術野(患者さんが横たわっている場所のすぐ近く)にいらっしゃる先生は、オペ中はPHSが鳴っても出ることができません。そのため、手の空いている看護師さんなどが代わりに用件を聞いて先生に伝えることが多いのですが、ある日のこと、こんな場面に遭遇しました。
PHS「♪プルルルルーー」
先生「誰か出てー」
私(え…看護師さんいない!どうしよう!)
折悪しく、ちょうど記録係の看護師さんが一時的にその場から離れていて、術野の外にいる(=PHSに出られる環境にある)人は私だけ、という状況でした。
先生「あっ、学生さん!ちょっと出てもらえる?」
私「は、はいっ!…先生、どこのボタンを押せば…?」
PHS「♪プルル……(沈黙)」
私「あっ、先生!切れました!わー!!すみません!(パニック)」
先生「あー、それじゃ、掛けなおしてもらって良い?」
私「はいっ!分かりました!…先生、どこのボタンを…?」
てんやわんやの末、何とか掛けなおすことができましたが、思わぬ展開に内心冷や汗ダラダラでした。ですが、この経験のおかげで、次回はもう少しスムーズにPHSを扱えそうな気がします(笑)
*トリおんな*