トリおんな、救急車に乗る〜後編〜
昨日の続きです。
救急車実習中、同乗した消防学生さん(同い年)と仲良くなりました。消防職員として採用された後一年間は、'消防学生'という扱いとなり、座学や実習でみっちり仕込まれるのだとか。
これまで知らなかったのですが、警防(いわゆる火消しの消防士さん)と救急と、もとは同じ消防職員なのですね。辞令が下って分かれるそうです。
そんな消防学生の彼、ちょっとした空き時間ができるたび、上官の職員さんから呼ばれて口頭試問で鍛えられていました。隣で聞いていたところ、
「救急の'ABC'を言ってみろ」
「Aは……うーん、エアライン!」
「JALかーい!」
という、ちょっと漫才みたいなやり取りが。うーん、惜しい!
(ちなみに正解は、A=airway/ 気道、B=breathing/ 呼吸、C=circulation/ 循環)
そんなこんなで、楽しく実習を終えることができました。普段はどうしても医学部の中の人間関係が主なので、何だかとても新鮮な体験でした。
*トリおんな*