【本】バカボンのママはなぜ美人なのか(柴門ふみ)
内容はこちら。（Amazonより）
嫉妬が今の私を作った!
なぜバカボンのママは、非の打ちどころのない美人なのに誰からも嫉妬をされないのか?嫉妬という世にも不可解かつ強い強い感情を読み解くカギはここにあった!『東京ラブストーリー』『同・級・生』など国民的人気を博した注目作品を描いた柴門ふみが、自身の体験を元に嫉妬の正体に迫る1冊!
以下、感想です。（ネタバレ注意）
・とてもキャッチーなタイトル。何についての本かと思ったら、「嫉妬」を分析して掘り下げた一冊でした。タイトルの付け方に、まずは一本！（「バカボンのママ」が出てくるのは最後の数ページだけなのですが、仮に本書タイトルが『嫉妬についての考察』だったら買う人の数はかなり少なくなりそうですよね。笑）
・「女性は『幸せ』に嫉妬する」「男性は『成功』に嫉妬する」という内容には特に納得しました。振り返れば私自身、
-高校時代、陰で一部の男子から「成績が良いことを鼻にかけている」と言われてひそかに傷ついたり
-他大学の方から誘っていただいて出かけた際、学歴に関してひがみっぽいことを言われてその場で帰ってしまいたくなったり
と、「男性の嫉妬」にまつわる苦い経験は結構あるような……。
嫉妬は、する側もされる側も苦しいもの。上手にかわしながら、他の方と賢く楽しく関わっていくのが理想です。
電車の中で気軽にパラパラ読める一冊でした。おすすめです。
＊トリおんな＊
