連載第1回「マッチング 押しの強さも 大事です(五七五!)」
先日お知らせした(↓)メルマガ「KOKUTAI ONLINE」での連載。
第1回がついに!昨日配信となりました。
「連載」だなんて、何だか作家先生みたいな気分。るんるん。
何てったって、私の小さい頃の夢は、
1. くのいち
2. ミュージカル女優
3. 作家
だったんです。くのいちは現代社会では需要が少ない(?)ですし、音痴の私にはたぶんミュージカル女優は向いていないので(笑)、今回のオファーは本当に嬉しくて。気合いを入れて書いています。
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そういうわけで、第1回を転載します。今回はマッチングについてのお話です。
第1回 マッチング 押しの強さも 大事です(五七五!)
はじめまして。某国立大6年生、酉年生まれの「トリおんな」です。
この妙な名前(笑)でブログを書いていたところ、思いがけず連載の機会をいただきました。
ブログでは、実習の面白エピソードや、趣味・勉強の話など、気ままに更新しています。
「何者?」とお思いの、そこのあ・な・た。ぜひこちら↓のブログにも遊びにきてくださいね。
はてなブログ トリおんな(24)の医学生日記
(最新記事:「医者のたまごの不養生」)
全10回(隔週)、どうぞ肩の力を抜いてお付き合いくださいませ。
さて。
6年生の夏の一大イベントと言えばマッチングです。
今まさに病院の採用試験ラッシュ、という同学年の方も多いことでしょう。
この間、同学の温和なスポーツマン・M君がマッチング用の履歴書を書いているところに出くわしました。
トリ「わー、証明写真のスーツ姿、イケメンだねぇ」
M君「いやぁそれほどでも……じゃなくて!(笑)今ちょうど迷ってたんよ」
トリ「なになに?」
M君「この『学生時代の活動』の欄って、何書けばいいわけ?」
トリ「M君なら書くこといっぱいありそうだけど……ほら、去年の部活の大会優勝とか!」
M君「えー、でもそれって自慢してるみたいじゃない?」
……M君、謙虚すぎる!
就活ですよ、就活。人生最大の自慢のしどころ。自慢してもいいんだよ、というかむしろ積極的に自慢していこうよ。
私も履歴書では英検○級やらTOEIC○点やら、得意の英語を思いきり前面に押し出しましたもの。就活では、「自慢」と書いて「アピール」と読むのですぞ。
そういうわけで、私の猛プッシュに根負けして(?)優勝歴を書き加えてくれたM君。これは良いことをしたなぁと勝手に思っています。
神様、この善行ちゃんと見ててくれましたか~?私のマッチングもうまくいくよう、ここは一つお願いしますよ。
同学年の皆さま、しっかり自己PRして、おたがい希望の病院への就職を勝ち取りましょうね!
*トリおんな*
2017/08/03追記
今回のメルマガを含むバックナンバーは、下記リンクから読むこともできるようです↓
医者のたまごの不養生
学生の私にはあまり関係ありませんが、巷では今日はプレミアムフライデーなのだとか。
一週間の締めくくり、皆さま素敵な夜を過ごされましたか?
私はというと、今週はずっと夏風邪をひいておりました。
(そういえば去年も夏風邪引いたなぁ。私の呼吸器系はこの時期にめっぽう弱いようです)
月曜の夜あまりに暑かったので冷房を入れたまま眠ったのですが、翌朝になってみると、こ…こえが…でない…。
気分は、さしずめ海の魔女アースラに声を奪われた人魚姫アリエル、といったところでしょうか。アンダーザシー♪
……という冗談はさておき。
声は出ないのに咳は出る。これがとにかく大惨事なのです。
実習中ですから、院内でバイオテロにならないようマスクを装着してゲフンゲフンしていたのですが、これがつ…つらい…。
外来見学では、患者さんに心配をかけないよう(医者側がゲフンゲフン咳をしていたら、患者さんは不安になりますよね)、10分間必死に咳を我慢した結果、酸欠・涙目になりました。うー。
同級生には
「トリさん、酒灼けしたみたいな声になってる〜www昨日一升瓶あけたでしょ」
なんて言われる始末。
あけてなーい!怒
もっと気遣ってよー!
塾講師のバイトでは、息絶え絶えになりながら微分を解説。
トリ「このf(x)の、どぉぉーゔ、げふんげふん、導関数がねっ、こうなるがらぁぁぁ、げふん」
生徒「先生、大丈夫ですか?」
ダースベイダーみたいな声になっちゃってごめん。
そんな一週間でしたが、体調不良がマッチングの面接に重ならなかったのでひとまず良しとします。
皆さまも、夜の冷房には充分お気をつけくださいね。げふんげふん。
*トリおんな*
ブログ名をマイナーチェンジしました。
「トリおんな(23)の医学生日記」
改め
「トリおんな(24)の医学生日記」
今週、いつの間にやら年齢が一つ増えていたようで(ひにちはひみつ笑)。
今後ともよろしくお願い申し上げます(^人^)
「いたしません」
今回は、少しモヤモヤした出来事を書きました。
自慢ではありませんが、私は英語が得意なほうです。
そのため、外国人の留学生と実習で一緒になると、いつも通訳係に。英語は好きですし、外国の方の手助けになるならと喜んで引き受けています。
ただ……。
私の英語力を買ってくれてのことか、時おり、同級生から大量の通訳やら翻訳やらを頼まれることがあるのです。
とある同学男子X君曰く、
X「トリさん、これ、僕の英語のレポートなんだけど……。締め切り来週で焦ってて!チェックしてくれるとマジで助かる!」
トリ「えー、力にはなりたいけど、ちょっと最近忙しくて……」
X「ちゃんとお礼するから!ねっ!」
トリ「うーん、わかった……。じゃあ今度ご飯おごってね〜(笑)」
X「おう!任せて!」
X君に渡された原稿を見てみると、原稿には文法の間違いやスペルミスや、時には何が言いたいのか汲み取れない文も多数。その全てに下線を引いて、訂正コメントを書き込むのに要した時間は、実に1時間でした。
私は普段塾講師のアルバイト(時給◯千円)をしています。ですから、S君のために「◯千円分」の時間を割いた計算に。
トリ「Xくん、添削できたからメールに添付して送るね!」
X「おう、サンキュー!」
トリ「それでね、お礼なんだけど、私おいしいイタリアンが食べたいな〜」
X「えー、今金欠なんよ(笑)また今度ね(笑)」
そしてそのまま、X君から再び連絡が来ることはありませんでした。
“トリさんに頼めば、同級生のよしみでタダで引き受けてくれるだろう”?
“トリさんなら英語好きだから、僕のレポート添削も楽しんでやってくれるだろう”?
……うーん。
X君に悪気がないのは分かっているのです。分かっているのですが、でも……。
狭量なことを言うようですが、私の英語力は私自身の財産。英語力を磨くために、それ相応の努力もしてきたつもりで、その「財産」をどう活用するかは私が決めるものだと考えています。
人の手助けができるのは嬉しいことなので、実習中に片手間でできる程度のちょっとした通訳なら「任せて!」と思います。
しかし、X君のレポートの添削の場合、それとはちょっと次元が違いました。
レポートの出来がX君の評価にも関わると思うと、当然責任も伴います。そのため、かなり慎重に添削したこともあり、私にとってはただの「善意」で引き受けられる仕事量ではありませんでした。
何も、お礼に釣られて引き受けたというわけではないのですが、X君の言葉や態度に、何となく胸の内にわだかまるものが残りました。
……さて、この苦い経験があって以来、同じような案件は誰からの頼みであっても等しくお断りすることにしています。少し心苦しくはありますが、私自身の心の平穏と、時間とを守るためです。
「いたしません」
たまには、断る勇気を持つことにします。
*トリおんな*
連載が決まりました
毎日暑いですね。
「梅雨明けたんですか!もう雨降らないんですか!やった!\( ˆoˆ )/」
(↑気になる方はググってくださいね。笑)
……と思う間も無く、今度は容赦ない暑さが。
今朝トリおんな宅では、制汗剤スプレーをシューッと振りかけたつもりが、髪用の「ケー◯」だった事案が発生しました。紛らわしいんだよぅ。もう。
閑話休題。
思いがけないオファーをいただいて、8月より医学生向けのメルマガ「KOKUTAI ONLINE」で連載をさせていただくことになりました。全10回、隔週の予定です。
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もちろん購読無料。氏名や大学名など面倒な入力は不要です。メールアドレスのみで、パパッと登録できますよ♪
医療関係者向けのメルマガはいくつか購読していますが、こちらの「KOKUTAI ONLINE」は良い意味で“ゆる〜い”感じ。クイズあり、コラムあり、可愛いモフモフ写真あり(笑)の充実したコンテンツで、実習に勉強に疲れた頭を休めるのにちょうど良い雰囲気です。
でも、マッチングなどのお役立ち情報もしっかり押さえてくれているのが何ともニクいところ。発行元の医学教育出版社さん、医学生のツボをよく分かっていらっしゃいます。(メルマガのコンセプトは「ゆるいけどためになる」なのだとか)
私の連載は8月1日(火)配信のvol.6より開始予定です。わくわく。
よろしければぜひ!
*トリおんな*
ヒロシです。
……嘘です。
トリおんなです。
実習中に先生から、
「CVカテーテルの挿入を見せてあげるから、16時に病棟においで」
と言われたとです。
言われた通り16時に行ってみると、先生の手がちょうど空いていなくて、
「呼びに行くからカンファ室で待っといて」
ってことになったとです。
待つこと
10分…
15分……
20分………
30分…………
50分……………
待てど暮らせど、いっこうに呼ばれんとです。
さすがにおかしいと思って、不肖トリおんな、先生を探す旅に出たとです。
すると、ちょうど別の先生に出会ったので尋ねてみたとです。
「〇〇先生がCVカテ挿入を見せてくださるそうなのですが、なかなか呼び出しがなくて……。今どちらにいらっしゃるかご存じですか?」
って。
そしたらね、言われたとです。
「あれ、〇〇先生なら、さっきもうCV終わりかけてたよ~」
Σ(゚д゚lll)
Σ(゚д゚lll)
Σ(゚д゚lll)
急いで処置室に向かうと、もはや最後の縫合を残すのみ。待ってた意味、ないじゃないですかぁ。
「先生ひどいです~」
「ごめんごめん、呼ぶのすっかり忘れてたよ」
そういうこともね、ありますよね。きっと。笑
※2017/08/30追記
結局、その週のうちに見せていただく機会がありました。とても勉強になりました!
*トリおんな*
水族館の事件簿
症例プレゼンが上手くいって、
「明日からでも仕事できそうだね」
と指導医の先生に褒めていただきました。嬉しい。(褒められて伸びるタイプです。笑)
さて。先日、水族館に遊びに行きました。
イルカショーやらアシカショーやら大水槽やら、ザ・定番を一通り見終わった後に向かったのはペンギンコーナー。
私はペンギンに対して、映画『皇帝ペンギン』の「身を寄せ合ってブリザードに立ち向かう健気なペンギン達」のイメージが強かったのですが、ペンギンコーナーで迎えてくれたのはケープペンギン。
何でも、元々は南アフリカに生息している種類だそうで、
ブリザード感、ゼロ。
健気感、ゼロ。
暑い日差しの下、ぐで~っと寝そべったり、来園者に餌をねだったり、思い思いの過ごし方をなさっていました(笑)
そんなペンギンを観察していると、突然、お尻にボフッと何かがぶつかる感触がしたのです。
(えっ?もしかしてペンギン?)
そう思って振り返ると、果たして、子ペンギンが…もとい、人間の子ども(推定7歳)が、つぶらな瞳で私を見上げているではありませんか。しかも、両手でなかなか際どい領域に触れながら!!!
「すみませ~ん」
慌てて謝るお母さん。
だが、少年よ。
そんな無垢な瞳で私を見上げたってダメ。お姉さん、騙されない。
なんて、言わないわよ。
だってだって、キミ絶対に確信犯でしょう。世の中そんなに甘くないの。
そういうわけで、私が何と言ったかというと……。
少年、ぽかん。
少年母と、私の連れ、爆笑。
どうだ少年、参ったか(笑)
*トリおんな*
笹に願いを
七夕ですね。
我が家も昔は笹を買ってきて短冊を吊るしていたものですが、いつの間にかしなくなってから久しいです。色紙を細く切って輪飾り作るの、楽しかったなぁ。
さて、いま七夕の願い事を何か書くとしたら…というわけで、作ってみました。
願い事を、「〜しますように」ではなく、「すでに実現した事実」として書くと良い…と、どこかで読んだ記憶があります。
こちら、LINE友達のフロムエー「パン田一郎」くんが書いてくれたものなのですが(公式アカウントと友達になると遊べます)、全貌がこちら。
パン田くん、その返しはひどくない?うまくいってくれなきゃ困るよ。
友達やめちゃうぞ。笑
皆さま素敵な七夕をお過ごしください。
*トリおんな*