トリおんな(24)の医学生日記

2018年3月、某国立大学医学部を卒業しました。/KOKUTAI ONLINEで連載(2017.8-12)

おやこ生き別れ【旅レポ/台湾・高雄編】

オーストラリア旅行から間を空けずに、今度は母と台湾ふたり旅へと行ってまいりました。

台北には何度か行ったことがあるので、南下して第二の都市・高雄を訪ねることに。


台北から高雄までは、台湾の新幹線(高鉄)に乗って行きました。ビタミンカラーの車両が珍しかったので、何枚も記念写真を撮っていたら……

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運転席の窓がスモークだったので全然気づいていなかったのですが、運転手さんにしっかり見られていました。

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手を振ってくれた、優しい運転手さん。ちょっぴり恥ずかしい(//∇//)笑

 


新幹線を降りた後は、地下鉄を使って小移動することに。
ここで、事件が起こりました!

目当ての地下鉄がホームに停車しているのを見て、猛然と走り出すトリ母。そして、それを追いかける私。
しかし、何ということでしょう……無情にも、母と私を隔てて地下鉄のドアが閉まってしまったのです。一人プラットホームに取り残され、呆然とする私。

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何しろ外国なので、インターネットすら満足に使えない状況です。辛うじて、母を乗せた電車が動き出す前に、
「つ・ぎ・の・え・き」
と口を動かして、次の駅で待っていてもらうように伝えました。

 

ところが。
後続の電車で次の駅に着いても、母がいないのです。その次の駅にも、そのまた次の駅にも母はおらず、焦りが募ります。ネットが繋がらないので母と連絡を取ることもできず、ガイド本も手元になく(母が持っていました)、方向音痴な私は心細さでいっぱいに。
結局、本来の目的地の駅まで電車に乗って、ようやく再会することができました。「生き別れ」になる少し前、降りる駅の名前を何度も口に出して確認していたのが幸いしました。プラットホームに立つ母の姿が車内から見えた時の安心感と言ったら、もう!

トリ「私、口パクで『つ・ぎ・の・え・き』って言ったのに〜」
トリ母「あらっ?『ま・ち・あ・わ・せ』じゃなかったの?」
……なかなか、以心伝心というわけにはいきませんでした。

 

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地下鉄のドアに貼られていた、「駆け込み乗車禁止」と思しきポスター。

ポスターに書かれた教訓が、遅まきながら身に染みた私たちでした。

 

*トリおんな*

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「生き別れ」事件にめげず、しっかり観光もしてきました!こちらはパワースポットの「龍虎塔」、運気アップできたかな。

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