砂漠のインスタ蠅【旅レポ/ウルル編】
オーストラリア旅レポ、第2弾です。
ケアンズからウルルまでは、飛行機を2本乗り継いで行きました。オーストラリアって、やっぱり広い。
旅行中は「白肌の死守」が至上命題だった私たち。トランジットの待ち時間、皆で黙々と日焼け止めクリームを手足に塗っていたところ……”What are you doing?”と、近くの白人のご夫婦に興味津々で尋ねられました。謎の白い液体をせっせと塗り込むアジアンガールズ、ちょっと不思議な光景だったようです。
(「サンスクリーン!」と元気に答えた友人に、「ほぉ〜」と感心したような空気)
ウルルの気候は、湿気の多いケアンズとは真逆。昼間は灼熱の太陽が照りつける砂漠です。
「ウルルではハエが顔にたかるので、ハエよけネットは必需品」と勧められ、現地でこんなものを購入しました。
帽子の上から装着すると、なかなかインパクト大です。これぞ、「インスタ映え」ならぬ「インスタ蠅」!(上手いこと言ってみた)
でも結局ハエさんはあまり現れなかったので、このハエよけネット、私たちは使わずに済みました。ラッキー。
ウルルの登山ルートは急勾配の鎖場。風が強かったり雨の予報があったりすると、安全のため登山口は閉鎖されてしまいます。
私たちが行った日もやはり登山口は閉鎖されていたので、ウルル登山に挑むことはできませんでした。でも、アボリジニの人たちは観光客の登山をあまり快く思っていないそうなので、これで良かったのかも。
ふもとに残された壁画や洞窟を探検するのも、見ごたえがあって充分楽しかったです!
(岩壁にあったハート形のくぼみ。可愛い〜)
シドニー編へ続く……。
*トリおんな*
エアーズロックという名前は、「大気=Airの岩」ではなく「Ayersさんの岩」という意味。岩を発見したイギリス人探検家のパトロン(Wikipediaによると、南オーストラリア植民地首相)の名前が由来なのだそうです。でも最近は、もともとのアボリジニの名前「ウルル」が主に使われているんですって。
このことをトリ母に話すと……
「へー、知らなかった!じゃあ、テレビでやってる『ウルル滞在記』もそういう意味だったのね!」
ん〜、それはたぶん『世界ウルル‘ン’滞在記』だと思う!(笑)