トリおんなのとある朝
※「情熱大陸」のテーマを脳内再生しながらお読みください※
トリおんなの朝は、早い。
(スタッフ: おはようございます)
トリ「おはようございます。今日はまた一段と寒いですね」
(スタッフ: まだ朝の6時台ですけど、いつもこんなに早いんですか?)
トリ「そうなんですよ。国試まで早起きを続けようと思って。ほら、朝型生活のほうが脳にいいって言うでしょう?」
(スタッフ: じゃあ、ご家族の方も一緒に早起きを?)
トリ「はい、両親とも早起きに付き合ってくれています。感謝感謝です、本当に」
(スタッフ: では、そんなご家族に何かメッセージを)
トリ「(カメラに向かって)いつもありがとう。お礼に、わたし初任給でがんばるね!(笑)」
早朝の電車に乗り込むトリおんな。まだ通勤ラッシュ前の時間帯、車内はそこそこ空いている。席に座り、カバンから何やら本を取り出した様子だ。表紙には『レビューブック 公衆衛生』とある。
(スタッフ: 通学中にも勉強ですか)
トリ「もちろん!……今はカメラ回ってますからね」
大学に着いたのは朝7時半。
まだ誰もいない自習室の鍵を開け、暖房を入れ、加湿器の水を替える。
トリ「後から来るみんなも、気持ちよく勉強できるようにと思って」
もう一つ、忘れてはならない大切な仕事が残っている。
トリ「国試までのカウントダウンを進めるのが、朝一番乗りの私の仕事なんです」
残り31日。国試当日までちょうど1か月だ。
こうして、トリおんなの一日は始まるのである。
*トリおんな*
☆第112回医師国家試験まであと31日☆
こんな朝を繰り返すうちに、きっとあっという間に国試がやってくるのでしょうね。体調管理に気をつけてコツコツいこう。