トリおんな(24)の医学生日記

2018年3月、某国立大学医学部を卒業しました。/KOKUTAI ONLINEで連載(2017.8-12)

連載第4回「大学病院の『真髄』見たり!」

9月も、はや半ばです。

食欲の秋、実習帰りに見かけたケーキ屋さんのマロンパイがあまりに美味しそうだったので、誘惑に負けて家に連れ帰ってしまいました(笑)

国試勉強で脳が糖分を消費しているから、これくらい許されますよね⁈

 

さて、メルマガ「KOKUTAI ONLINE」での連載、第4回が本日配信されました。

ブラウザでは、こちらのURL↓から全文読むことができます。

【Vol.12】緊急摘出すべきなのはタバコ?電池?/「パーレン、ゴチにしてください!」

 

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第4回 大学病院の「真髄」見たり!

 

うちの大学では今、6年生の実習のラストスパート。
各科の実習期間の最後には、担当患者さんについて症例プレゼンをするのが恒例です。

 

この間、指導医の先生に症例プレゼンの予行練習を見ていただく機会がありました。

現病歴、家族歴、既往歴……お作法通りの内容をふむふむと聞いてくださっていた先生ですが、最後の「考察」コーナーでがらりと目の色が変わりました。

 

「おおっ!今はこんな遺伝子変異が見つかっているのか!これは僕も初めて聞いたぞ!!」

 

考察に最新の論文の内容を盛り込んでいたところ、先生の食い付きがハンパでなく……!
(がんばって英語の論文を読んだ甲斐がありました!ほめてほめて!笑)

 

でも、いつの間にかそれを聞きつけた他の先生方も周りにわらわら集まっていらして、思いがけず先生方の熱いディスカッションが始まったのでした。
肝心の発表者である私は、先生方のハイレベルすぎる議論に付いて行けず途中からポカン……とほほ。

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普段学生の視点から意識することは少ないですが、「医療機関」「教育機関」に加え、「研究機関」としての大学病院の第3の顔を垣間見た出来事でした。

 

私にもいつか、最先端の研究を華々しく発表するときが来るのでしょうか。妄想は膨らみます。
……思い返せば、初めての「研究」は、小学校の夏休みにせっせと仕上げたアリさんの研究でした。キャンディとかお煎餅とかを巣穴の前に置いて、飽きずに眺めてたなぁ(笑)

 

*トリおんな*

☆第112回医師国家試験まであと151日☆

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