カルテのトンデモ変換
大学病院の入院患者さんには、外国籍の方もちらほら。ついこの間は、英語圏出身のPatrick Smithさん(もちろん仮名)が入院されました。
病院のカルテシステムでは氏名の漢字表記がデフォルトなのですが、そもそも漢字が存在しないお名前の場合は
「パトリック スミス」
のようにカタカナ表記となります。
ところが、システムの都合上、時にはアルファベット表記を使う場合も。
例えばうちの大学病院では、心臓カテーテル検査の結果はなぜかアルファベットの氏名で表示されます。(外国のシステムをそのまま使っているから、なのでしょうか)
こういうとき「山田太郎」さんだと「YAMADA TARO」となるのですが、件の「パトリック スミス」さんがどのような表記になったかと言うと……。
_人人人人人人人人人_
>PATORIKU SUMISU<
 ̄^Y^Y^Y^^Y^Y^^Y^ ̄
これは……ひどい(笑)(笑)(笑)
パッと見、なんだか国籍不詳なお名前になってしまいました。
「英語→カタカナ→ローマ字」の謎変換に、先生方もカンファでひと笑い。(もちろん、検査結果に大きな問題がなかったからこそ笑えるわけですが)
ちょっとおバカちゃんな一面もある、愛すべきカルテシステムなのでした。
*トリおんな*
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