ハッとさせられた患者さんのひと言

とある科の実習で、十七歳の女の子を担当する機会がありました。年が近いこともあり、姉妹のような感覚で毎日病室に通っては他愛もない世間話をするのが実習期間中の常でした。そんなある日のこと。 「○○ちゃんは『華のセブンティーン』だね。いいなあ」 何気なくそう言ったところ、ポツリと「まあ、その『華のセブンティ…