世界に一つのマイ・こけし【旅レポ/銀山温泉編】
卒業旅行ラストは、高校の友人どうしの東北旅行。
目的地は銀山温泉(山形県)。
2ヶ月前くらいにちょうど、美しすぎる温泉街としてネット上で話題になっていた場所です。
どうでしょう、この景色。まだ雪が残るなか、大正時代から残る建物とガス灯の光がタイムスリップ感を醸し出しています。
銀山温泉、お風呂がこの上なく気持ちよかったのと、お食事がとんでもなく美味しかったのはもちろんですが……いちばん面白かったのが、「こけし絵付け体験」でした。
(こけしで有名な山形県。お店の棚にこけしがずらりと並んでいるのは壮観です。夜に見たらちょっと怖そう)
「こけし絵付け体験」では、黒緑赤黄の4色の絵の具を使い、世界に一つのマイ・こけしを作りました。
友人のこけしの制作過程を激写。漂う「落ち武者」感……髪の毛って大切です(°▽°)
何を隠そう、私、この手の作業があまり得意ではありません。
小学生の頃にも、地元の民芸品である陶器の人形に絵付けをしたことがあったのですが……目の部分が滲んで、アイシャドウを塗りたくったような怖〜い顔を作り出してしまった苦い思い出が。
そこで、今回のこけし絵付けでは、ぜひともリベンジを狙いたいところ。複雑な絵柄は失敗のリスクが高いと考えて、極力シンプルに仕上げることにしました。
完成品はこちら。
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スカートを履いて、ちゃんと「脚」まであるこけし。もしかしてもしかすると、これって日本初かもしれません。(どや)
友人たち「いちばん下の、黒く塗りつぶしてあるのは何?」
トリ「脚を描いたから、その背景?っていうか余白?みたいな」
友人たち「『こけしの背景』(笑)そんなワード、初めて聞いたー」
私以外は皆、正統派のこけしでした。片桐はいり似(?)のこけしが1体。
トリ作のこけしは、友人たち曰く『暗殺教室』の「殺せんせー」に似ているのだそうです。そんなつもりはなかったのだけど。
東北旅行、まだまだ続きます。
*トリおんな*
夜、まさかのサプライズで、卒業&就職をお祝いしてもらいました。嬉しかったなぁ〜!
卒業前に断髪式
前髪を切りました。
……たったそれしきのこと、ブログ記事にするほどの一大事ではなかろう、と思ったそこのあなた。あま〜い!
われわれ女性にとって、前髪というものは永遠の至上命題であります。
何てったって、前髪は顔の「額縁」。使いかた次第では、実際より小顔に見せたり、大人っぽく/ 幼く見せたりすることすらできる、最強のイメチェンツールなのですから。(大げさ)
さて。
私、卒業試験の頃からずっと前髪を伸ばしていたんです。前髪を伸ばして流しておでこを見せたら、「デキる」感じのお医者さんになれるんじゃないかと。(まずは形から、ってやつ)
でも、最近になって長い前髪にも飽きて、切ってしまいました。一気にクリアになる視界。すっきり〜。
「頬骨ぷっくり族」の私には、前髪短めのほうが何だかしっくりくるような気がします。
お医者さんデビューは、短い前髪で迎えることになりそうです。わくわく。
*トリおんな*
TOEIC受けてきました
この間の週末、久しぶりに「試験」と名のつくものを受けてきました。
TOEIC。
一昨年も受けたのですが、いちおう得点の有効期限が2年間だそうなので、再度受けてみることにしました。
鉛筆握るの、国試以来1か月ぶりだ〜\(^o^)/(春休み、ぜんぜん勉強していないのがバレちゃう)
試験会場に置かれていたのは長机。私の隣に座ったのは、真面目そうなお兄さんでした。
TOEICはマークシート形式の試験です。隣のお兄さんは、マークを1つ塗り終えるごとに
「ふっっ!」
と息を吹きかけるのがルーティンだったようで……。(解答用紙に付いた鉛筆クズを飛ばすため?)
試験の最中だというのに、定期的に聞こえてくる隣席の「ふっっ!」が妙に気になってしまうトリおんなでした。
思い返せば、国試のときは静かな席だったので、気が散らなくてラッキーだったなぁ。
さて。
そんなTOEIC、結果は1か月後に届く予定です。
全200問中、やや自信がないリスニング問題が1問ありましたが……はてさて、どうなることやら。
結果が届いたらブログで報告する、かも、しれません。
*トリおんな*
おやこ生き別れ【旅レポ/台湾・高雄編】
オーストラリア旅行から間を空けずに、今度は母と台湾ふたり旅へと行ってまいりました。
台北には何度か行ったことがあるので、南下して第二の都市・高雄を訪ねることに。
台北から高雄までは、台湾の新幹線(高鉄)に乗って行きました。ビタミンカラーの車両が珍しかったので、何枚も記念写真を撮っていたら……
運転席の窓がスモークだったので全然気づいていなかったのですが、運転手さんにしっかり見られていました。
手を振ってくれた、優しい運転手さん。ちょっぴり恥ずかしい(//∇//)笑
新幹線を降りた後は、地下鉄を使って小移動することに。
ここで、事件が起こりました!
目当ての地下鉄がホームに停車しているのを見て、猛然と走り出すトリ母。そして、それを追いかける私。
しかし、何ということでしょう……無情にも、母と私を隔てて地下鉄のドアが閉まってしまったのです。一人プラットホームに取り残され、呆然とする私。
何しろ外国なので、インターネットすら満足に使えない状況です。辛うじて、母を乗せた電車が動き出す前に、
「つ・ぎ・の・え・き」
と口を動かして、次の駅で待っていてもらうように伝えました。
ところが。
後続の電車で次の駅に着いても、母がいないのです。その次の駅にも、そのまた次の駅にも母はおらず、焦りが募ります。ネットが繋がらないので母と連絡を取ることもできず、ガイド本も手元になく(母が持っていました)、方向音痴な私は心細さでいっぱいに。
結局、本来の目的地の駅まで電車に乗って、ようやく再会することができました。「生き別れ」になる少し前、降りる駅の名前を何度も口に出して確認していたのが幸いしました。プラットホームに立つ母の姿が車内から見えた時の安心感と言ったら、もう!
トリ「私、口パクで『つ・ぎ・の・え・き』って言ったのに〜」
トリ母「あらっ?『ま・ち・あ・わ・せ』じゃなかったの?」
……なかなか、以心伝心というわけにはいきませんでした。
地下鉄のドアに貼られていた、「駆け込み乗車禁止」と思しきポスター。
ポスターに書かれた教訓が、遅まきながら身に染みた私たちでした。
*トリおんな*
「生き別れ」事件にめげず、しっかり観光もしてきました!こちらはパワースポットの「龍虎塔」、運気アップできたかな。
オペラハウスで迷子⁈【旅レポ/シドニー編】
オーストラリア旅レポ、第3弾。
ケアンズ、ウルルに続いて、最後に訪れたのはシドニー。高層ビルが立ち並ぶ大都会です。
朝ごはんに立ち寄ったカフェでは、同世代の店員さんが気さくに話しかけてくれました。大自然の中で育った(かどうかは知りませんが、)オーストラリアのナチュラル美人、笑顔がとってもキュートでした。
「昨日はウルルに行った」と言うと、「Wow! 私、ウルルに行ったことないわ!」という意外なリアクション。オージーにとってのウルルって、もしかすると日本人にとっての富士山のようなものなのかもしれません。
(↑シドニーの朝カフェで食した特大クロワッサン)
さて。
シドニーと言えばやっぱりオペラハウスでしょ!ということで、内部見学ツアーを予約していた私たち。しかし、オペラハウスにたどり着いたは良いものの入り口が分からず、あの有名な帆形の屋根の周りを皆で右往左往するハメになりました。
(↑場所が分かりにくいんだもの)
あちこち走り回って、ツアー開始時刻ギリギリに無事滑り込めました。ふぅ〜。
オペラ開演前のオーケストラの音合わせなどを覗くことができて、面白かったです。いつかオペラの公演も観に来たいな。
シドニー滞在中には「タルタルステーキ生肉事件」もありましたが(笑)、
何とかかんとか、無事に日本に帰ってまいりました。
楽しかったー!
医者の仕事が始まれば皆忙しくなるでしょうが、また時々はこうして仲良しメンバーで集まりたいものです。
*トリおんな*
オーストラリアにはフレンドリーな人が多かった印象。
マダムやおじさまにカメラのシャッターを頼むと、”Beautiful!” “Enjoy!”なんて言ってくれたり。アイスクリーム屋のおじいちゃんとは「ラムレーズンをコーンで1つ」「アルコール入ってるけどキミ何歳?」「24」「えー!16くらいに見えるよ(ウインク)」と、愉快なやりとりもあったり。
世界は優しさに溢れてる(*´∀`*)
砂漠のインスタ蠅【旅レポ/ウルル編】
オーストラリア旅レポ、第2弾です。
ケアンズからウルルまでは、飛行機を2本乗り継いで行きました。オーストラリアって、やっぱり広い。
旅行中は「白肌の死守」が至上命題だった私たち。トランジットの待ち時間、皆で黙々と日焼け止めクリームを手足に塗っていたところ……”What are you doing?”と、近くの白人のご夫婦に興味津々で尋ねられました。謎の白い液体をせっせと塗り込むアジアンガールズ、ちょっと不思議な光景だったようです。
(「サンスクリーン!」と元気に答えた友人に、「ほぉ〜」と感心したような空気)
ウルルの気候は、湿気の多いケアンズとは真逆。昼間は灼熱の太陽が照りつける砂漠です。
「ウルルではハエが顔にたかるので、ハエよけネットは必需品」と勧められ、現地でこんなものを購入しました。
帽子の上から装着すると、なかなかインパクト大です。これぞ、「インスタ映え」ならぬ「インスタ蠅」!(上手いこと言ってみた)
でも結局ハエさんはあまり現れなかったので、このハエよけネット、私たちは使わずに済みました。ラッキー。
ウルルの登山ルートは急勾配の鎖場。風が強かったり雨の予報があったりすると、安全のため登山口は閉鎖されてしまいます。
私たちが行った日もやはり登山口は閉鎖されていたので、ウルル登山に挑むことはできませんでした。でも、アボリジニの人たちは観光客の登山をあまり快く思っていないそうなので、これで良かったのかも。
ふもとに残された壁画や洞窟を探検するのも、見ごたえがあって充分楽しかったです!
(岩壁にあったハート形のくぼみ。可愛い〜)
シドニー編へ続く……。
*トリおんな*
エアーズロックという名前は、「大気=Airの岩」ではなく「Ayersさんの岩」という意味。岩を発見したイギリス人探検家のパトロン(Wikipediaによると、南オーストラリア植民地首相)の名前が由来なのだそうです。でも最近は、もともとのアボリジニの名前「ウルル」が主に使われているんですって。
このことをトリ母に話すと……
「へー、知らなかった!じゃあ、テレビでやってる『ウルル滞在記』もそういう意味だったのね!」
ん〜、それはたぶん『世界ウルル‘ン’滞在記』だと思う!(笑)
オーストラリアのどうぶつファミリー【旅レポ/ケアンズ編】
卒業旅行第1弾は、大学の友人たちとの女子旅inオーストラリア。オーストラリアの国内線も含め、1週間でなんと8回も(!)飛行機に乗る、大移動の旅でした。
少しずつ旅レポをアップしてみます。
最初に訪れたのはケアンズ。
約8時間のフライト後、シャワーも浴びないまますぐにコアラに会いに行く弾丸スケジュールでした。コアラ抱っこの記念撮影はこの旅のハイライトの一つだったので、「髪の毛に寝癖ついてないかな」「コアラに『こいつシャワー浴びてないぞ、臭え』って思われてないかな」なんて余計な心配をしながら記念写真をパチリ。
コアラって、1日あたり20時間も寝るんですって。いいなぁ、私も来世はコアラになりたい(°▽°)
続いてのカンガルー餌付け体験では、なぜか私だけ、腹ぺこのカンガルー君に服を食べられかけました。ユニクロのガウチョパンツ、美味しかったのかな(笑)
コアラとカンガルーの二大巨頭をコンプリートした後は、ワニの餌付けを見学したり、世界遺産のグリーン島で野生のウミガメに出会ったり。(とても綺麗でしたが、惜しむらくはボートの船酔いが辛かった……)
グリーン島では、日本では見かけない珍しい鳥がいたので「目が大きくて可愛いな」とのんびり眺めていたら、私の頭の上に止まってアイスクリームを奪い取りに来る、見かけによらず厚かましいヤツでした。これぞ大自然のチカラ。(たぶん違う)
そんなわけで、「オーストラリアのどうぶつファミリー」との出会い満載のケアンズ滞在でした。
ウルル(エアーズロック)編へ続く……。
*トリおんな*